国際化の全てのパワーを利用したいのであれば、以下のように
./configure --with-included-gettext
して、このパッケージ内の国際化ルーチンを強制的に使用するように設定します。
このパッケージがインストールされるオペレーティングシステムに国際化機能が
存在するにもかかわらず、です。今のところ、GNU C ライブラリ version 2 に実
装された `gettext' だけが、ここでの実装のように多くの機能(ロケールエイリ
アス、またはメッセージの継承のような)を提供します。
また `catgets' の実装の上に、この機能を追加することはできません。
【訳注:catgets は、X/Openコンソーシアムで提唱されているメッセージカタログ
のシステム、インタフェース、関数です。】
GNU `gettext' の将来のバージョンでは、さらに多くの機能を持ってきそうです。
従ってできるだけ早く GNU `gettext' に変えるというのは良い考えです。
ですから、あなたが GNU libc 2 を使っているか、または `libintl' 付きの GNU
gettext パッケージの最近のコピーをインストールしているなら、このオプション
を加える必要はありません。