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必要な最後のパッケージは、GNU の sh-util である。今の段階では、この
パッケージのなかで必要なのは、stty だけである。このプログラムは、/etc/init.d/rc のなかで呼び出されるプログラムであり、ランレベルを変更した
り、起動時のランレベルに入ったりするのに利用される。わたしは、以前 stty だけが入ったパッケージを実際に持っていて使っていたのだが、どこから
それを取ってきたか忘れてしまった。しかし、システムをより使いやすくしようとす
ると必要になるプログラムが他にも入っていることから、GNU のパッケージを使うほ
うがより良いと思う。
これで出来上がりだ。ブートしてログインのためにプロンプトを表示するシステム
になった。"root " とタイプすれば、シェルが起動する。ただ、たいしたこ
とは出来ない。手作りのシステムを鑑賞するための ls コマンドすらここに
はない。タブキーを二度押すと、使えるコマンドが表示される。わたしの知る限りこの
状態で最も満足のゆく機能がこれだった。
(訳注: 例えば、'echo *' でファイル名が表示されます。)
(訳注:インストール方法がないので、
日本語訳についてに付記しました。)
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