- 【Q1】GAG にお金を払う必要がありますか?
いいえ、不要です。GAG はフリーソフトウェアで、GPL ライセンスのもとで配布
されています。もちろん、あなたがお金を払いたいならそうすることも可能で、
私あてに手紙をください。(私のEメールアドレスはこのテキストの最後を見てく
ださい)
- 【Q2】マウスカーソルはどこにあるの?
GAG は(まだ)マウスを使用できません。キーボードを使ってください。
- 【Q3】フロッピーから起動することの意義は何でしょうか?
削除してもよいですか?
削除して構いませんし、あとで欲しくなったり必要になったときに再び追加する
こともできます。このオプションは、GAG からディスクをブートできるので
BIOS SETUP のフロッピーからブートするオプションを無効にすることができます。
フロッピーからブートする必要がある場合、それを再び有効にする代わりに GAG
を使用することができます。コンピュータを再起動する場合、ドライブからフロ
ッピーを取り出す必要がないので便利です。私は、CD-ROM ブートのサポートも
追加したいと思っています。
- 【Q4】GAG のアンインストールのしかたは?
MS-DOS または Windows で以下のように入力します。
FDISK /MBR
(大文字に注意)
OS/2 では以下のように入力します。
FDISK /NEWMBR
Linux の場合は MBR に LILO を再インストールします。
- 【Q5】私の言語のバージョンの GAG が欲しい。どうすれば良いでしょう?
私に連絡してください。あなたが翻訳すべきファイルと、その方法をあなたに
お送りします。
【訳注】日本語版は既に存在し、配布されています。
- 【Q6】GAG から Linux をブートできません。どうすれば良いでしょう?
Linux パーティションのスーパーブロックに LILO がインストールされているか
確認してください。root パーティションが /dev/hda8 だとしたら、LILO は
/dev/hda ではなく /dev/hda8 にインストールする必要があります。
【訳注】 言い換えれば LILO を MBR (Master Boot Record) にインストールする
なということです。
Linux JF Project
の
Lilo mini-HOWTO
などを参考に /etc/lilo.conf の設定を変更し、lilo コマンドを実行すると良
いでしょう。その他、マルチブート環境、ハードディスクに関する解説として
なども参考になるでしょう。
- 【Q7】私は AZERTY (または QWERTZ)配列のキーボードを持っていますが、
いくつかの動作ができません。
これは、PC コンピュータの BIOS が QWERTY 配列のキーボード用に設計されて
いるためです。フランスでは AZERTY 配列のキーボードが一般的ですが、それは
キーの分布が異なっています。同様に QWERTZ 配列のキーボードが使われている
ドイツでも同じことが起きます。
この問題を解決するには、AZERTY または QWERTZ バージョンの GAG をダウン
ロードすることで、それは異なるファイルに入っています。
- 【Q8】2 つ(またはそれ以上)の MS-DOS/WINDOWS プライマリパーティションが
あります。私はこれらにアクセスすることができたのですが、今は
GAG でブートパーティションを読むことができるだけです。
これはバグでしょうか?
いいえ、これはバグではありません。ユーザに 1 つ以上の DOS のバージョン、
または DOS と Windows、あるいは DOS と OS/2 とか、Windows と OS/2 を
持たせるために、GAG はブートのプロセスでの干渉を避けるために可視パーティ
ションを 1 つだけ許可し、他のプライマリパーティションは隠しています。
解決方法は、データを保持するための拡張パーティションを使用することです。
そしてオペレーティングシステムとプログラム用のプライマリパーティションを
リザーブしてください。
- 【Q9】GAG 3.1 をハードディスクにインストールしたら 'Disk error' という
メッセージが表示されました。しかし、GAG 2.1 は正常に動作していま
す。何が問題なんでしょう?
GAG は自分自身をハードディスクの最初のトラックに格納します。このトラック
はこの種のプログラムのために予約されています。バージョン 2.1 とそれ以前
では 17 セクタに収まるぐらい小さかったのですが、新しいバージョン 3.0 は
39 セクタが必要です。あなたのハードディスクが古い(1992年以前に作られた)
そして/または、BIOS で LBA モードをアクティブにしていないと、最初のトラ
ックに GAG 3.0 を格納するためのセクタが足りず、従って GAG 2.1 を使用する
必要があります。しかし心配は無用です。新しい(1992年以後に作られた)ハード
ディスクでは、この問題は起きません。
- 【Q10】GAG で OS/2 をブートできません。どうすれば良いでしょう?
GAG は、OS/2 をプライマリパーティションにインストールした場合のみブート
できます。OS/2 を拡張パーティションにインストールし、かつ GAG の便利さを
得たい場合、IBM のブートマネージャを使用する必要があります。これを行う
には IBM のブートマネージャのタイマを 0 秒にセットし、ブートマネージャ
が格納されているパーティションをブートするための OS/2 のアイコンを設定
してください。
他の問題は、1 番目ではないハードディスクのプライマリパーティションに
OS/2 がインストールされている場合です。この場合、GAG に OS/2 パーテ
ィションを追加する際にオプションの
'Exchange drive letters' (ドライブレターを変更しますか)
という質問に YES と答える必要があります。
この場合は、IBM のブートマネージャを使用する必要はありません。
- 【Q11】'Add operating system' オプションを選択したら、GAG は全てのパー
ティションを表示しません。何が起きたのでしょう?
GAG はハードディスクにアクセスするために BIOS を使用します。これは
8 GB の制限を越えるパーティションにアクセスできないということを意味します。
ハードディスクが 8 GB 以上の容量があり、かつ、この制限以上から始まるパー
ティションならば、それは GAG では表示されません。しかし、この制限より前の
ところから始まってその制限を横切っているパーティションの場合は表示されます。
これは真の問題ではありません、というのは 8 GB を越えたところに置かれた
パーティションからブートできるオペレーティングシステムは無いからです。
- 【Q12】フロッピーディスクイメージファイルは 1.44 MB の大きさを持つ必要
がありますか、またはそれをカットしても良いでしょうか?
ディスクイメージを小さくしたい(つまり Linux ディストリビューション用に
RPM または DEB ファイルに納めるために)なら、イメージの最初の 72KB だけが
必要です。つまり 最初の 73728 バイトです。少なくならないように、というの
は GAG はその全てを必要としているからです。