次のページ
前のページ
目次へ
OK、ここまで来れば実行するのはいたって簡単です。以下の文章で
LOCAL と REMOTEをそれぞれローカルワークステーションとリモートシステムの名前に
置き換えて話しをすすめます(混同しないように!)。
LOCAL側:
-
Xサーバをスタートします。
-
リモートシステム側でアクセスが許可されているかをXサーバで確認します。
ホストリスト(host-list)法を使って、
xhost +REMOTE と入力して下さい。
もしxauth を使っているならもう少し作業する必要があります
(詳しくはxauth(1) manページを見て下さい)。
もしリモートXアクセスのパーミッション設定についてよくわからない場合は
Remote X Apps Mini-HOWTOを参照しましょう。
REMOTE側:
-
lbxproxy をスタートさせて、以下のようにLOCAL X サーバへ
フォワードさせるようにします。
$ lbxproxy -display LOCAL:0 :1 &
これはlbxproxy に、REMOTEシステムの:1 ディスプレイを使うように
指示しています。もし>1ディスプレイをすでに使っているなら:2
など別のディスプレイを指定します。
-
ノーマルディスプレイのかわりにDISPLAY変数を
lbxproxy が与えている
ディスプレイに設定します(訳注:bash系はこちら)。
$ DISPLAY=:1
$ export DISPLAY
あるいはcsh(やcshクローン)なら
% setenv DISPLAY :1
とします。
-
ここで
xauth を使っている場合は、ローカルにcookieが使えるかどうか確認する
必要があります。詳しくは
Remote X Apps Mini-HOWTOを参照。
-
Xアプリケーションを起動します!
こうして:1 ディスプレイに表示される全てのXアプリケーションはLBXを
使うようになります。もちろんLOCAL:0 としてXアプリケーションを使うことも
できますし併用して使うこともできます。
次のページ
前のページ
目次へ
|