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3. ダイアルオンデマンドによる解決Written by Jan P Tietze <jptietze@mail.hh.provi.de>. 多くのLinuxユーザーはダイアルアップ回線を使ってインターネットに接続して
います。またシステム上にダイアルオンデマンド( これは快適で有効なものですが、もしかしたら快適でもなく(古いモデムでの ダイアルアップが著しく)有効ではないこともあります。これは電子メールを送り ます。電子メールは一般にあなたのシステムによって配送されるかインターネット 上のSMTPホストを経由してSMTPによって配送されます。普通インターネット上の SMTPホストはISPのネットワークにあります。 ダイアルアップ回線ではメッセージを送る時は常にリンクされていなければな りません。これはひとつのメッセージを送るだけならいいのですが、複数の メッセージを書いて送る時は何度も回線に接続しなくてはならず 面倒で手間のかかることです。またISPが許可しているログイン時間(訳注:例えば UUCPで1日に1回接続するなど)を制限している場合は、1日のある時間しか メッセージを送信できません。そして後からメールを手動で送らなければなりません。 このドキュメントの ダイアルオンデマンドを使わない解決 でこの状況を解決していますが、外部DNSがリンクアップしている状況では、リンク は電子メールがキューにある場合でさえも確立されます。 理由はsendmailがhost名を基準化("canonify")しようとするからです。 この問題に対する解決法は2つあります。
3.1 sendmail.cfの設定
sendmailの設定で書かれた理由もあり、 はじめに、このドキュメントのはじめで記述した変更を行います。 そしてダイアルオンデマンドの特定のスタッフを調べます。
ちょっとした設定をするためにsendmail.cfを直接設定する。じかに設定することはあまり実際的ではなく冗長です。しかしこれはあなた 次第です。 sendmail.cfの終りあたりの行で:
とあります。"#"を行頭に置きます:
m4ソースを使ってsendmail.cfを設定する以下の行を
最終のsendmail.cfは以下のコマンドを実行して起動します。新しいものをインス
トールする前に古い/etc/sendmail.cf を保存しておいて下さい:
3.2 ダイアル遅延の追加場合によっては便利です。特にモデム回線を使っているときはダイアル遅延を インストールしておきましょう。これはsendmailが電子メールを送ろう(これは回線の 接続を意味します)として接続を開始するけれど、sendmailでタイムアウトする時間 よりもリンク接続の確立のほうに時間がかかるといった場合、sendmailは数秒 待ってから接続を試みます。
sendmail.cfの設定sendmail.cfのどこかに以下の行があります
"#"を削除します。行頭に"#"がない場合は
問題ありません(以前この行を有効にしていたというだけです)。
[訳注:Slackwareパッケージなどでは /usr/src/sendmail
ディレクトリにREADME.linux, *.cf ファイルがあります]
sendmail.cfにこの行がない場合は以下の行を追加しておいて下さい(ファイルの
"option(オプション)"パートに追加しておくとよいでしょう)。
"10s"の部分を適当な秒数に変更します。
m4を使ったsendmail.cfの設定
に以下の行を追加します:
ここで"10s"の部分を適当な秒数に変更します。
最終的なsendmail.cfは以下のコマンドを実行して構築できます。
新しいものをインストールする前に古い
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