次のページ
前のページ
目次へ
このシステムはどのように動作するのか、これで何ができるか、何なのか?
など...これらの全ての質問にお答えします。
このHOWTOをオフラインLinuxユーザー/サーバに捧げます。
グループや組織に入って全メンバーにメールアドレスを割り振りたい、しかも
24時間ずっと接続したままにしたりメールアカウントの料金を払わない(払えない)
で...。あるいはマスカレードサーバの内部ネットワークで全員にメールアドレスを
割り振りたいという時にここで述べる方法が使えます。著者はこの方法を使って
デモグループのユーザーやメンバーにメールアカウントを割り振っています(それも
24時間接続させずに)。このグループは業務用のものではなく、メールアクセス
(また異なるIPアドレス)を入手するだけのお金はないからです。全員ともインター
ネットにアクセスしないときでもメールアドレスを使っています。以下述べる方法
を使って各自のアドレスでメールを受信しています。またユーザーからの
メールをメールキューに蓄えておいて、メールを送ることもできます。ユーザー
について変更されることはメールアドレスの追加だけで、メールヘッダの
"subject"の行や"to"の行を判別する方法でメール
アドレスを判別します。
- 組織のメンバー全員のメールアドレス。必要に応じて接続できます。
- anonymousメールサービス:ユーザはメール設定ファイルをよむことはできません。
そうやってメールがどこにフォワード/再ルート(rerouted)されたかわからないよう
にします。
- お金のない(笑わないで..)グループやお金を使いたくないといった人でメンバーに
メールアドレスを割り振りたい場合。
- マスカレードネットワーク:インターネットに接続されたサーバ。
マスカレードネットワークを使うユーザーはメールアカウントが必要です。
- 「自動返信」ドキュメントを作りたい -
"info@yourmail.dom" や"document1@yourmail.dom
" といったアドレスにメールを送ると著者のHOWTO、統計値、ドキュメント
といったファイルを取り寄せられる。
- 必要なのはメールを取り込むためのメインサーバ用のアカウント一つです。
サーバに200強のメールアカウントを作れます。
- 著者は"B"方法を使って300前後のメールアカウントを使っています。
パブリックサーバ(CPU:80486DX4-100MHz)で1分程度の処理です。
- メールをユーザーに配布したり、anonymousメールサーバを作りたいといった
場合全ての(フリーの)メールサービスで幸せになれるとは限りません。
この文書に書かれていることを実行するまえに、メールサーバの管理者に連絡を
とってみましょう。
- 24時間接続されているシステムよりも遅いかもしれません。メールを配達する前に
オンラインに接続する必要があるからです。
- メール経路(mailrouting)の管理とユーザーの追加を管理する必要があります。
自動的に管理することはできません(著者は自分のサーバを「準自動化」して
います :)。同じように試みて下さい)。
- 多くのユーザーが対象となる場合は作業するメールサーバ上のバンド幅(Bandwidth)と
スペースが必要です。ファイルを送る時十分なスペースが必要です!
- 全てのメールは1ステップ転送されます。サーバで受け取った
最後のメールは一番最後に受信者に送られます。FIFO(first in - first out)です。
- 第1の方法(to:を判別する方法)ではユーザー名を判定しません(メールサーバの
管理者によって管理されます)。第2の(簡単な)方法では受信者にメールを送るのに
subject行が使われるのでユーザーはsubject行を使えません。多くのユーザーは
"subject"を忘れます...知らせておく必要があります。
- メールを6時間ごと(日に4回)に受信者から配送するだけで十分な場合はプロセス
はスムーズに行われます。
- 数分ごとにメールを送ることもできるのでオンラインのメールサーバを使うことも
できます。しかしオンラインならこの方法を使う必要はありません。
- 方法A(以下"(m(A))"とします)
"mailsystem"はヘッダ特に"to:"行を調べます(通常の方法
です)。これは実際のメールアドレスです。
複数のサーバアカウントやDNS(MX)エントリ(例えばあなたのマシンのドメイン名など)
が必要です。システム管理者が協力してくれるなら何の問題もありません!
管理者が全てのメールを(あなたのアカウントがある)(MX)のメールドメインに
再送(reroute)する必要があります。これは管理者の手間をかけます :)。管理者が
親切な人なら大丈夫です :))。著者の"フリー"デモグループのユーザー
サービスシステムを作ってくれた管理者の方(Fred)に感謝します。
DNSへのエントリをする面倒さがあります。
- 方法B(以下"(m(B))"とします)
"mailsystem"は"subject"行を調べ、subjectで指示されて
いるユーザーにフォワードします。ユーザーが見つからない場合はメールを送信者に
返します。1つのユーザーアカウントがあるPOPサーバが必要です。
DNSはいりません。またメールアドレスを整理するシステム管理者もいりま
せん :)。メールサーバやプライベートサーバと同じようにパブリックメールサーバが
使えます。あなたのメールアドレスをサーバに捧げることもできます :)。
著者は一年以上このアプローチを続けてきました ... いい加減だと思いますが
この方法を使う必要についてはお話しません。だから著者を攻撃しないように。
「メール問題」のある解決方法を提供しているだけなのですから :)
面倒でないなら方法A"(m(A))"を使いましょう。
次のページ
前のページ
目次へ
|