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以下の章は汎用 SCSI インターフェースを自分のアプリケーションのために使
用したいというプログラマのためのものです。例を用いて、SCSI 装置に
INQUIRY と TESTUNITREADY コマンドによってアクセスするにはどうすればよ
いかを示します。
これらのコード例を使用する際は、以下のことに注意してください:
- ヘッダファイル
sg.h および scsi.h の位置はカーネルバージョン 1.3.98 で変更になりました。今ではこれらのファイルは
/usr/src/linux/include/scsi に位置しています。
ここは/usr/include/scsi に対してリンクされていることが期待されます。
以前は、これらは
/usr/src/linux/drivers/scsi にありました。
テキストの以下では新しいカーネルを想定しています。
- 汎用 SCSI インターフェースはカーネルバージョン 1.1.68 で拡張されました;
以降の例には少なくともこのバージョンが必要となります。
しかしカーネルバージョンの1.1.77から1.1.89まで、および、1.3.52から1.3.56まで、はどうぞ避けてください。というのは、これらのカーネルでは汎用 SCSI インターフェースが滅茶苦茶だからです。
- アクセスされるデバイスを表現するヘッダ部分の定数 DEVICE はあなたが利用できるデバイスに従ったものでなくてはなりません(
sec-header
章を参照してください)。
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