1.2.* Linux カーネルは、AppleTalk を部分的にしか実装していません。 Appletalk プロトコルに対応するためにはパッチを当てなければなりません。
Patch to enable Appletalk in the 1.2.* kernel
1.2.* で Appletalk を使うためのパッチ
- /usr/include/net/route.h - もしこのファイルがなければ作ってください。 ある場合は、以下の一行だけが入っていることを確認してください:
#include <linux/route.h>
- Linux ソースディレクトリの、次のサブディレクトリに移動してください:
arch/i386
(普通は
/usr/src/linux/arch/i386
といった名前です)
- Linux ソースディレクトリの次のサブディレクトリに移動してください:
net/inet/sock.h
config.in
ファイルを編集します。以下の 行の # 印を取り除いてください:
#bool 'Appletalk DDP' CONFIG_ATALK n
その結果こうなります:
bool 'Appletalk DDP' CONFIG_ATALK n
sock.h
ファイルを編集します。次の行を:
#include <linux/atalk.h>
下のように編集します
#include "atalk.h"
(ファイルの下の方、47 行目あたりです)
/usr/include/sys/uio.h
から/usr/src/linux/include/linux/uio.h
にリンクをはってください次のようにタイプします:
ln -s /usr/include/sys/uio.h /usr/src/linux/include/linux/uio.h
- 古い netatalk-1.3.3b2 ソースコードを入手して、解凍します:
gzip -d netatalk-1.3.3b2.tar.gz
さらに展開します:
tar -xvf netatalk-1.3.3b2.tar
- その古い netatalk-1.3.3b2 配布ファイルで、次を実行します:
make kinstall
これによって、Appletalk コードパッチが Linux カーネルの
/usr/src/linux/net/inet
に組み込まれます。 (訳注: make install ではなく、make kinstall であること に注意してください)
- これで、古い netatalk-1.3.3b2 コードでやることは終わりです。
- まだ、カーネルをコンパイルしてはいけません。 この後 netatalk ソースディレクトリで行う、
make install
は、 あなたのカーネルに必要な修正を加えます。時期が来たら教えますからそれまで 待っていてください。 ;)(訳注:古い 1.3.3b2 は、パッチを当てるためだけに使います。1.3.3b2 では、
make kinstall
が用いられていることに注意してください。)
このページは 堀江誠一 が、翻訳しました。