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2. ソフトウェア

2.1 コレクション

以下は、Linux 上で動く天文学用ソフトウェアのコレクションと他の索引へ のリンクである。

上記のリンクで要求が満たされない時は、次のリンクを試されたい。

2.2 プラネタリウム用プログラム

天球面上のオブジェクト(人工天体も含む)を見つけるのに役立つプログラム のうち Linux で動作するものを、以下に挙げる。

  • XEphem は、 ここ15年あまりの間、筆者の一人 (Downey) のお気に入りのプロジェクトである。 これは天体暦計算用として非常に有効な対話形式のツールの一つとなっている。
  • XSky は、Terry R. Friedrichsen、 terry@venus.sunquest.com によるもので、 本質的には対話形式のスカイアトラスである。
  • Skymap は、SAO(Smithsonian Astrophysical Observatory)の Doug Mink が作成した天体地図作成用プログラムである。 Fortran と C で 書かれており、UNIX ワークステーション上で動作する。
  • Xplns は、 X Window System 上にリアルな星空を再現する。
  • Nightfall は、娯楽、教育、科学のための天体用アプリケーション である。 これは連星の蝕のアニメーション画像の作成、合成光度曲線および 視線速度曲線の計算ができる。 つまり、連星系の蝕の観測データから 最適モデルを決定できると言うことである。
  • NOVA は、 フリーの天体観測統合環境を天文学者に提供する。

2.3 シミュレータ

シミュレータに分類されるプログラム

  • Celestia、 Windows および UNIX(Linux) のための、宇宙空間リアルタイム・ビジュアル・シミュレーション
  • OpenUniverse は、Windows と Linux 上で太陽系天体を 三次元でシミュレートする。

2.4 ライブラリ

ここでは、それぞれの専門的なプロジェクトの基盤を構成するソフトウェア についていくつか述べる。

2.5 ゲーム

そのとおり、ゲームである。

  • Orbit - Windows や Linux 上で、スペースファイター・パイロットになってみよう。

2.6 その他

リスト形式で紹介すると「その他」の項目がどうしても必要になる。 ここでは 上記の分類に入らないソフトウェアについて述べる。

  • IRAF は、巨大だが 非常に有用な天文データ解析システムである。 これは過去20年あまりに わたって、NOAO の Doug Tody が管理してきた。 IRAF には、 天文データ解析のあらゆる分野における一流の天文学者たちからの信頼 できる成果が、数えきれないほど蓄積されている。 もし、本当に 天文データ解析に興味があって、相当な時間を注ぎ込めるなら、このシステムは 大きく報いてくれるだろう。
  • Nightfall Eclipsing Binary Star Program ( Nightfall 連星蝕プログラム )
  • Xplanet、 地球、他の惑星および衛星用の、実にリアルなレンダリングプログラム。 X Window system と OpenGL を使用している。
  • StarPlot、Linux 用三次元恒星図ビューアで、 C++ と GTK+ を使用している。

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