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7. ハードディスク・コントローラ

Linux は標準 IDE, MFM, RLL コントローラに対応しています。MFM あ るいは RLL コントローラを使う場合には、ファイルシステムを ext2fs にして、かつハードディスクを初期化する際に「不良ブロック検査(bad block checking)」オプションを付ける必要があります。

エンハンストIDE (EIDE)インターフェースにも対応しています。2 つまでの IDE インターフェースを使って、合計 4 台までのハードディスクや CD-ROM を接続できます。Linux は以下の EIDE インターフェースを検出します。

  • CMD-640 (カーネル 2.2 ではバグ持ちのインタフェースにも対応)
  • DTC 2278D
  • FGI/Holtek HT-6560B VLB (カーネル 2.2 ではセカンダリの インタフェースに対応)
  • RZ1000 (カーネル 2.2 ではバグ持ちのインタフェースに対応)
  • Triton I (82371FB) (バスマスタ DMA のもの)
  • Triton II (82371FB) (バスマスタ DMA のもの)

ST-506 (MFM/RLL/IDE) インタフェースのエミュレーションを行う ESDI コン トローラも動作します。フォーマット時に不良ブロックを検査せよという話 はこのコントローラにも当てはまります。

この他にも一般的な 8bit XT コントローラに対応しています。

pre-patch-2.0.31-3 からは IDE/ATAPI に対応しています。

7.1 アルファ版、ベータ版のドライバ

  • UMC 8672 インタフェース(カーネル 2.2 に試験的に入っています)
  • Promise DC4030VL キャッシングインタフェースカード (カーネル 2.2 で試験的に対応しています)


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