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4. アーカイブの作成と管理

rcs(1)プログラムはアーカイブの生成と属性の修正を 行います。rcs(1)オプションをまとめたものはrcs(1)の マニュアルページにあります。

アーカイブを作るもっとも簡単な方法は、カレントディレクトリでmkdir RCS として./RCSディレクトリを作り、

        rcs -i (作業ファイル名)
コマンドでアーカイブを初期化することです。 これは作業ファイル名に,vがついた./RCS/(作業ファイル名),v と言う名前のアーカイブ(訳注:これがRCSファイルです)を作り、アーカイブを記述す るテキストメッセージをリクエストします。しかしアーカイブにリビージョンを置く ことはしません。以下のコマンドを使ってアーカイブのロックをonにしたりoff にしたりできます。onは
        rcs -L (作業ファイル名)
で、offは
        rcs -U (作業ファイル名)
です。注意:
  • 「ロックされている」:ファイルの更新ができる
  • 「ロックされていない」:ファイルの更新はできない.
アーカイブアクセスを操作したりフォーマットの設定、リビージョン番号をセット するためのオプションが他にもあります。rcs(1)のマニュアルページに 書かれています。


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