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11. 通信プログラムとユーティリティ

11.1 ソフトウェアの一覧

以下に通信プログラムをいくつか紹介します。お使いのディストリビューショ ンに付属していなければ、FTP で入手することもできます。

  • ecu - 通信プログラム
  • C-Kermit - 移植性が高く、スクリプト記述ができ、ファイル転送・文字集合変換・ zmodem に対応しているシリアル・TCP/IP 共用の通信プログラム。
  • minicom - telix に似た通信プログラム
  • seyon - X ベースの通信プログラム
  • xc - xcomm 通信パッケージ
  • termSLiRP は、シェルアカウントを使って TCP/IP 機能 を提供します。
  • screen はマルチセッションプログラムです。これは仮想コンソー ルのように動作します。
  • callback を使うと、リモートモデムに電話をかけた時に、その モデムはいったん電話を切ってからコールバックしてくれます(電話代を節約 できます)。
  • mgetty+fax はファックスを扱います。ps_getty の代わりに 使うことができます。
  • ZyXEL は ZyXEL U-1496 モデムを制御するプログラムです。この プログラムはダイアルイン、ダイアルアウト、コールバックによるセキュリティ 機能、ファックス、音声メールボックスを扱います。
  • SLIP と PPP に関連するソフトウェアは ftp://metalab.unc.edu/pub/Linux/system/network/serial で入手できます。

11.2 kermit と zmodem

(ttyS3 で)kermit で zmodem を使うには、.kermrc に以下の記述を追加しま す:

define rz !rz < /dev/ttyS3 > /dev/ttyS3
define sz !sz \%0 > /dev/ttyS3 < /dev/ttyS3
モデムが接続されている正しいポートを必ず指定してください。zmodem を使 うには、kermit のプロンプトで単に rz または sz <filename> と入力してください。


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